タバコが体に悪影響を及ぼしている事は皆さん良くご存知だと思いますが、近年、歯周病の危険因子の1つとしても特に問題視されています。
なぜかというと、タバコを吸っていると、気づかないうちに歯周病の進行を早め、気づいたときには”手遅れ”という結果に陥ることが多いようです。
愛煙家の皆さんにはいささか耳の痛い話となりますが、この機会に思い切って禁煙をスタートさせてみてはいかがでしょうか?
当院では、皆さんが無理なく禁煙を開始できるように、個人個人に合った禁煙プログラムを立て、一生懸命サポートしようと考えています。ぜひ一度スタッフまでご相談ください。
タバコが歯周病にも悪影響を与えていることは以外と知られていないようです。
どのような影響かというと、タバコに含まれるニコチンが、歯肉の血流を悪くし、酸素や栄養を行き渡らせなくします。そのため歯肉の抵抗力を弱めて白血球の働きを減らしてしまい、体の免疫力や抵抗力まで低下させてしまうのです。
一生懸命歯を磨き、歯科医院にも熱心に通っているのにいっこうに歯周病がよくならないという方、もしタバコを吸っているのであれば、全身の健康のためにもまず禁煙されることをお勧めします
タバコを吸っていなくても喫煙者の近くにいることは、吸わない人の大切な命までも縮めることにつながります。
喫煙者にとって、喫煙が “緩やかな自殺である” とするならば、その煙を発生させる行為は “緩やかな無差別殺人である” と言えるのです。
喫煙されている方は自分の健康のためにも、そして家族や愛する人達のためにも、もっと積極的に禁煙を考えてみてはいかがでしょうか?
禁煙への準備
- 喫煙歴についての問診
- ニコチン依存度のチェック
- 禁煙指導プログラムの説明
- 禁煙プログラムの決定
- 禁煙開始日の設定
禁煙の実行
ニコチン貼付薬を上手に使い、離脱症状を軽減させ、禁煙を成功へ導きます。
但し、ニコチン貼付薬は、貼るだけで禁煙できる “魔法の薬” ではありません。
貼付薬を使用している間に、今までの喫煙習慣に代わる生活習慣を身につけ、禁煙を確実なものにすることが大切です。
完全な禁煙を目指して
喫煙再開を予防するために、身につけた生活習慣の強化を図っていきます。
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“今年の世界禁煙デーの日”に、当院が禁煙指導に取り組む歯科医院として、NHKのニュースで紹介されました。
その取材の様子をご紹介します。当院のこれまでの真剣な取り組みが実を結んだ瞬間とも言えます。今後も禁煙できないとお悩みの方を一人でも多く救えるよう、サポートしてまいります。