
一般的な他人の写真や資料で説明するのではなく、患者さん自身の資料を作成した上で病気の説明をし、自分ごととしてしっかり病気を認識していただくようにしています。
ユニットのモニター画面で直接見ていただくことができますので、今の状態を招いた原因と、この病状が進行した場合にはどのような状態になるのかなど、病気のリスクについて時間をかけて説明しています。

自分の状態を正確に知っていただいた後、専門家としての立場から何が最適かを説明し、目先のことだけでなく、将来に目を向けた治療を押しつけることなく話し合いで決めていきます。
話し合いによって出てきた検討すべき治療法については、材料や費用などについても細かくお伝えしますので、必ず満足いただける治療を提供できると考えています。

例えば虫歯の治療でレジンを詰める場合、患者さんのカリエスリスク(虫歯への危険度)に応じて詰め物を変えている理由と、今回なぜこの材料を選んだかをお話して、治療に興味を持っていただきます。
簡単に言えばそこまで考えて治療してくれてるのか…と感じてもらうとともに、人間としての魅力を出せるようにしています。
お帰りになる際には世間話しなどをして、笑顔の会話で終わるようにしています。
- 一歩進んだ「予防歯科」に取り組んでいます。
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これまでの虫歯治療では削る手法ばかりが行れてきました。
現在、自然治癒による回復法や薬による治療法が確立されており、当院ではこれらの考えを積極的に治療に取り入れ早くから実践しています。
- マイハイジニスト制度による「歯周病治療」。
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当院では歯周病治療、長期的なお口の管理においては、歯科衛生士が担当制で行っています。
それぞれの患者さんごとにお口の状態や症状を正確に把握していますから、安心して治療をお任せください。
- 子供たちとの信頼関係を築く小児歯科。
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子供たちにとって歯医者はとても怖い所。当院では慣れてもらうことを大切にし、親御さんたちと協力して治療を進めます。親子で行う小児専門教育型予防歯科「キッズデンタルパーク」を通してお子さんの健やかな成長を共に目指します。
- 医療のデジタル化への取り組みにより、個人に特化した診療を実践できるようになりました。
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デジタルの最大の特徴は、患者さん個人の様々な医療情報(治療内容、画像情報、検査情報、生活習慣など)をデータ化できることです。
そのデータから患者さんが求める治療に対して、最善の方法をご提案することができます。当院では医療の質の向上のため、歯科用CTとCAD/CAMをを導入し、より高度な治療を行うことが可能になりました。
- 大切な歯を失わないために、“メインテナンス”は最も必要なものです。
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今までの歯科医療は「ヘルスケア(健康管理)→ 治療」ですが、これからはリスク管理を加味し「ヘルスケア(健康管理)→ メディカルケア(医学によるリスク管理)→ 治療」の流れが必要になります。
ここで言うメディカルケアとは「リスク検査とPMTC・3DS・フッ素塗布・シーラント」などによるリスク管理です。予防歯科で12歳児の虫歯を減少させることだけが目的であれば、学校における集団予防が好ましいのですが、生涯にわたって歯を残すには「歯周病対策」が重要です。個々の方々それぞれのバイオフィルム(歯垢・歯石)の管理が、小児の時から高齢者になるまで一環して必要です。
求められるのは定期的な「一生涯のリスク管理」と「生涯にわたるバイオフィルム管理」であるメインテナンスと言えます。
三上歯科クリニックでは、このような考えのもと診療に取り組んでおります。
患者さんそれぞれの人生観に合った治療を実践しながら、予防と健康管理に重点を置き、皆さんのヘルスアドバイザーになれるよう努力してまいります。